みなさんこんにちは!
楽しくプラモデル作ってますか??
先日ヨドバシカメラのプラモデル売場でエアブラシとコンプレッサーのセットとガンプラを手にした小学校低学年ぐらい子どもを見かけました。
あの歳でエアブラシを買ってもらえるお子さんがうらやましい…ある種英才教育ですね。
さて、そんなエアブラシを使って模型作りをされる方も多いと思います。かくいう私もエアブラシを手離せない一人です(^^;
そこで今回は今手持ちのエアブラシをメンテナンス、そして簡単なモディファイを施してみたいと思います。
目次
現状を見てみよう!
さて、今回メンテナンスするエアブラシはこちら
エアテックスさんから発売されているコンプレッサー「メテオ」に付属するエアブラシです。
ぱっと見そこまで汚れているようには見えませんが…
直前にファレホを吹いたおかげでキャップは塗料ががっつり固着してます。
エアブラシを分解してみよう!
普段の使用後のメンテナンス同様に分解します。ニードルの扱いは細心の注意を払ってくださいね!
内部を必要以上に分解すると元に戻せなくなるばかりかパッキンを痛めてしまう可能性もあるので分解清掃ではこの程度でやめておいた方が無難です。
ニードルもご覧の通り。。。
ファレホって塗膜の強さ、隠ぺい力の強さ、乾燥の速さとトレードオフでエアブラシで使うにはちょっと難しい塗料なんだなぁと思いました。
そのうちファレホで塗ったプラモデルの記事もアップしたいと思います。
パーツを洗浄してみよう!
ファレホをはじめとする水性塗料は乾燥してしまうと耐水性となるため、水では落とせません。
今回は余っていたMr.ツールクリーナーを使用してみます。
- ニードルキャップ
- ノズルキャップ
- カップふた
をツールクリーナーに漬けておきます。溶剤の中で使い古しの筆などでなでてあげると軽い汚れはすっと落ちていきます。
この時ノズルキャップにはOリング(黒いゴムのリング)がついていると思いますのでそれは外してあげてください。溶剤に触れていると劣化が進みます。
ニードルもツールクリーナーを染み込ませたティッシュやウエスなどで拭いてあげます。この時も力を入れすぎて曲げないように注意してください!
ニードルが終わったらノズルキャップなどを出して綿棒などで拭いてあげます。今回はご覧のようにがっつり固着しちゃってましたので何度か漬け置きしています(笑)
何度か繰り返すとこの通りきれいにすることができました!
ニードルを磨いてみよう!
さてここからは簡単なモディファイ。
エアブラシの要ともいえるニードルをコンパウンドで研磨してよりミストを細かくできるようにしてみます。
今回使用するのは・・・
タミヤ コンパウンド(細目)
そしておもむろにニードルを・・・
ブスリ。普通に綿棒に取ってつけてあげた方がいいと思います(笑)
先端1cmぐらいにコンパウンドを付けて綿棒などで磨いてあげます。
ニードルを研磨してあげることで低開度(ニードルをあまり引いていない状態)でも塗料が流れるようになり、迷彩塗装などで細吹きなどごく少量の塗料を吹きたい時にコントロールしやすくなります。
階段の坂をスロープに変えることで流れをスムーズにするイメージです。
見た目にはわかりませんが研磨完了!
コンパウンドを使ったのでしっかり拭き取り&ツールクリーナーで洗浄してあげるのをお忘れなく!
そして元通り組みなおして作業完了です!
ボタンを動かしたときのニードルの動きがスムーズになり、”普通の”エアブラシに戻りました(笑)
おわりに
以上でメンテナンス完了です!お疲れ様でした('ω')ノ
ニードル研磨などは安物エアブラシを買ったときに最初に施工してあげると効果がわかりやすいモディファイですので、エアブラシを追加購入するときなどは是非やってみてください。
今回メンテナンスを行ったメテオエアブラシですが、購入から3年以上経っていたおり消耗品であるOリングが劣化していたので交換も一緒に行いたいところでした。
みなさんのお持ちのエアブラシもよほどキワモノでない限り、メーカーのHPや付属の説明書などに分解図が載っていてパーツ注文ができると思います。
そこでエアテックスのHPからメテオのOリングを注文しようとしたところ見事に在庫切れ・・・(2019/1/5現在)
メテオは現行モデルでもあるのでさすがに一時的なものだと思いますが今回交換することができませんでした。
また在庫が復活したらこちらも交換したいとおもいます。
今日はここまで!