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ハセガワ 1/72 川崎 T-4 “航空自衛隊”製作記 【Part.3】

どうも。ゆきお(@Yukio_model)です。

今回もハセガワ1/72 T-4"航空自衛隊"のつづきです。

前回は主翼やインテークまわりを接着、溶きパテによるすき間埋めを行いました。

ランディングギア類の組み立て&小物類の取り付け

組み立て忘れていたランディングギアを組み立てておきます。

ノーズギアはほぼ一体成型なのできちんと組めるか確認。メインギアは3パーツから成っているので機体に仮組みして固定。(機体には接着していません。)

また、画像は割愛していますが機体下面のアンテナや極小パーツ類も接着しました。アンテナ類は強度が不安な場合は真鍮線などで補強すると良いと思いますが、今回はきっちり接着面を出して流し込みだけで固定しました。

極小パーツはほんとに米粒のようなパーツもあるので無くさないよう要注意ですよ~。私はみごとに一つ吹っ飛ばしました(笑)

良い子のみんなは普段からしっかり片付けして、パーツが無くならないようにしましょうね(戒め

いざ塗装

そろそろ本塗装に入りたいと思います。

既に塗装済みのコクピット内、塗り分けしてあるインテーク内部をスポンジやマスキングテープでふさいでおきましょう。先にマスキングを済ませたキャノピーを仮固定しておいても良いですね。

機体を塗装

step
1
サーフェイサー&プリシェーディング

今回はパテを使った修正もあったので表面状態の確認と簡単な傷消しの意味でサーフェイサーを吹きました。

使用したサフはクレオス Mr.フィニッシングサーフェイサー1500 グレー

エアモデルだとモールドの埋まりを気にしてサフを吹かないことも多いのですが、この1500番を一度吹いたぐらいではあまり気にならないかと思います。

サフが乾いたらプリシェーディングです。使用した塗料はガイアカラー セミグロスブラック。モールドに沿って薄めた塗料を細吹きしてこの後の本塗装が単調にならないようにします。

step
2
機体色を塗装

続けてメインの機体色を塗装していきます。機体色は指定通りのMr.カラー C308 FS36375

シェードを塗りつぶさないように注意しつつ塗装していきます。

塗装データ

  • 塗料:溶剤=2:8(もう少し薄いかも
  • エア圧(吹き圧) 0.4~0.5Mpa
  • 使用エアブラシ プロコンBOY WAプラチナ0.3 Ver.2 ダブルアクション

普段よりも薄め&エア圧弱め&距離近めで少しずつ色を重ねていきます。一気に塗ろうと思うとせっかくの下地まで塗りつぶしてしまうので慎重に!

コツはシェードのかかっていないパネルの中央部からすこしずつキワを攻めていくようにすること。そしてシェードを残しすぎてもいけないので最後に遠目からふんわりかけるように塗料を載せていくとうまくいくかと思います。

また、取り付け前の水平尾翼も忘れずに塗装しておきましょう。

step
3
翼端を塗り分ける

T-4の各翼端は下の画像を見てもわかるように鮮やかなオレンジで塗り分けられています。

キットにもこの翼端のオレンジを再現するデカールが付属していますが、綺麗に貼れる自信が無かったので今回はマスキングによる塗り分けで再現してみたいと思います。

ハセガワ T-4の水平尾翼をマスキング

取り付け前の水平尾翼。

画像のようにマスキングテープをV字に切って貼ってあげると上面と下面それぞれにマスキングを施すことができます。

機体にも同様のマスキングを施して、Mr.カラー C59 オレンジ(橙)を塗装。無事に塗り分けられました!

しかしマスキングをサボった結果、機体中央部にオレンジが吹き込んでしまっています・・・塗り直しです( ;∀;)

面倒くさがらずにちゃんとマスキングしましょうね~笑

ちなみに塗装時の持ち手はキットから切り出したランナーを使っています。これもノモケンさんの知恵です!ご参考に。

step
4
ツヤありクリアでコート

次の工程でデカールを貼っていくので、シルバリングを防ぐためにMr.カラー GX100 スーパークリアーⅢで軽くコートします。(画像は割愛

この時、溶剤にレベリングうすめ液などのリターダーを使うと表面がザラつくのを防ぐことができるのでオススメです。

小物の塗装

機体の塗装と同時に足回りやエンジンノズルも塗装します。

ランディングギア

ランディングギアは全体をガイアカラー アルティメットホワイトをエアブラシで吹き付け、タイヤをクレオス タイヤブラックで筆で塗り分け。

ダンパーのシルバーは4Artistマーカーのシルバーを取り出して筆塗りしました。

仕上げにタミヤ スミ入れ塗料ブラックを流してエナメル溶剤をつけた綿棒で拭き取って完成。

画像はありませんがエンジンノズルはクレオス 焼鉄色を吹いておきました。

キャノピーは市販のマスクシートを購入して塗り分けました。

Hasegawa 1/72 D11 D12 T-4キャノピーマスキング
ノーブランド品

ちなみに3キット分入っていてかなり多様な機種が揃っているので時間を買う意味でも使ってみるといいかも?

Yukio
精度も高くいつも使ってます。時は金なり!

 

さて、ここまでで基本塗装は終了!

次回デカールと墨入れで完成予定。

つづく。

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