プラモデル製作で必須の工具「ニッパー」。
安いものは100円ショップのものから5,000円を超える高級品まで、幅広い価格帯のニッパーが各メーカーから販売されています。
~1,000円程度 エントリーモデル。
切れ味は高級品には敵わないけれどその分耐久性が高く、長く使えるものが多いです。今回はタミヤとゴッドハンドから2種類をピックアップ。
タミヤ モデラーズニッパーα
タミヤが販売するベーシックなプラスチック専用ニッパー。高炭素鋼を焼き入れ処理することで高い耐久性を持ちます。グリップは軟質樹脂。
ココがおすすめ
切れ味は高級品には及ばないものの、ゲートカットだけでなくランナーの切断にも使える万能ニッパー。高級ニッパーを買っても使い続けられる。
ゴッドハンド ケロロニッパー
最高級ニッパーである「アルティメットニッパー」を製造するゴッドハンドの販売するエントリーモデルのニッパー。アニメ「ケロロ軍曹」とのコラボモデル。
商品は同ゴッドハンドの「普通のニッパー」と同等ですが、なぜかこちらの方が若干安いことが多いです。
ココがおすすめ
タミヤ製と同じくそこそこの切れ味と高い耐久性を備えたモデル。
1本持っておくと何かと重宝します。
~2,000円程度 ミドルクラス
エントリーモデルからステップアップにオススメの中価格帯。
じつは実製作において一番使うのがこの価格帯のニッパーだったりします。
タミヤ 薄刃ニッパー
今も不動の人気No.1のタミヤ薄刃ニッパー。刃先が細く薄いため細かい部品の切り出しに最適。特殊ゾルコーティングのグリップも握りやすい。
ココがおすすめ
Yukioがプラモづくりで一番使っているのがこのニッパー。
この価格帯で迷ったらとりあえずこの薄刃ニッパーか先細薄刃のどちらかを買っておくと幸せになれます。
タミヤ 先細薄刃ニッパー
先端が細くなってより狭いゲート部分にもアクセスしやすくなった先細タイプ。
3000円~ 最高級ニッパー
プラモデル用ニッパーでは最高級クラスの価格帯。なかなか手が出ない価格帯ではあるけれど性能は折り紙付きです。
ゴッドハンド アルティメットニッパー
新潟県の工具メーカーゴッドハンドが誇る最高級片刃ニッパー。
ココがおすすめ
言わずと知れたプラモデル専用ニッパーの最高峰。
職人の手作業による刃付けが施され、切れ味は例えるならバターナイフ。ゲートがヌルっと切れる感覚は他のニッパーでは味わえないものです。その分繊細で太いランナーは切れ味の低下を招くので切らないほうが吉。あくまでゲートカット専用品です。
とにかく良いものが欲しい!という方におすすめの一品です。
ゴッドハンド ブレードワンニッパー
同じくゴッドハンドのブレードワンニッパーはアルティメットニッパーより耐久性を高めた入門モデル。丈夫で扱いやすいので片刃が初めての方でも安心して使うことができます。
まとめ ニッパーは消耗品です!
管理人オススメニッパーを紹介してみましたがいかがでしょうか。
やわらかいプラモデル用とはいえニッパーの刃先は他の刃物と同様に摩耗して切れ味は落ちてしまいます。高級ニッパーは確かに切れ味も凄いですが、切れ味が落ちてきたからといってポンポンと買い替えられるものではありません・・・
ここぞ!というときの高級ニッパー、普段使いのミドルクラスニッパー、ランナーも切れるエントリーニッパー、いろいろなニッパーを使い分けることでプラモ製作の効率もアップしつつ買い替えコストも下げられます。
基本的に名の通ったメーカーのニッパーを買っておけばハズレることはないので、プラモづくりで一番使う工具として自分の好みのニッパーを見つけるのも楽しみのひとつかもしれませんね。