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【マガジンキット】1/72隼一型 (キリエ機)製作記Part.6【荒野のコトブキ飛行隊】

こんにちは!花粉が飛び始めて鼻水だらだらのゆきおです。

今回も引き続きモデルグラフィックスのマガジンキット「一式戦闘機 隼一型(キリエ機)」を進めていきます。

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今回はいよいよ特徴的なまだら迷彩とデカール貼りです!

迷彩塗装の準備

Part.4でMr.メタルカラー アルミを吹いていましたが、その後ティッシュで全体を磨いていきます。

モデルグラフィックスのマガジンキット隼のシルバー塗装

鼻にも塗装面にも優しいティッシュ

気持ちの問題ですが少しやわらかめの方が良いと思われます(笑)

やりすぎると剥げてしまうのでほどほどにして水性のツヤありクリアでコートします。

モデルグラフィックスのマガジンキット隼のシルバー塗装にクリアー

グロスクリアでコート。

ちなみに今回使用したMr.メタルカラーはラッカー系クリアを上掛けするとメタリック粒子が動いてしまうので水性塗料しか乗せることができません。

水性でも少しは流れてしまうので若干くすみが発生しますがどうせ汚すのでそこまで気にしないことにします。

クリアが乾燥したら排気管を取り付けエンジンパーツを組み込んだカウリングを接着し、敵味方識別帯、防眩部、脚庫内を塗っていきます。

モデルグラフィックスのマガジンキット隼を部分塗装

防眩部の塗分けは窓枠を乗せて参考に

  • 敵味方識別帯 Mr.ホビーカラー オレンジイエロー(黄橙)【エアブラシ】
  • 防眩部 Mr.ホビーカラー つや消しブラック 【エアブラシ】
  • 脚庫 Mr.ホビーカラー 青竹色 【筆塗り】

防眩部はカウリング色(若干青みがある黒)が指定されていましたが、一説によるとカウリング色が使われていたのは零戦をはじめとする三菱機で、式戦など中島機は単純なつや消し黒が使われていたようです。ということで今回はつや消しブラックを使ってみました。

敵味方識別帯は脚庫カバー部分も忘れずに塗装します。

モデルグラフィックスのマガジンキット隼の主脚

機体に迷彩塗装!

それでは機体に迷彩を入れていきます。

実は製作を始めてしばらくして、ヨドバシカメラでこんなものを見つけてしまいました・・・

デカールそのままを張り付けてもいいのですが芸が無いのでこれを元にステンシル様のパターンを作ってエアブラシ塗装できるのでは?と思ったんですが

1/72ともなるとかなり細かく結局筆塗りした方が早いことに気づき諦めて筆を取り出すのでした( ˘ω˘)

使用した塗料はタミヤアクリル 濃緑色。長丁場になるので造形村のウォーターパレットを使用しつつ筆塗りしていきます。

モデルグラフィックスのマガジンキット隼の迷彩塗装

ムラよりもフチがいびつにならなければOK!

一度目の塗りが終わりました。一度で色を乗せようとするのは失敗のもとなので少しずつ少しずつ色を置いていきます。

購入したデカール、誌面、アニメ公式HP、ネットフリックスのアニメ本編などありとあらゆる登場シーンを参考に塗っていきますw

モデルグラフィックスのマガジンキット隼の迷彩塗装

2~3回重ねればムラも消えます。

2回目の塗りでは1回目のアウトラインをボケ足に残すようにして真ん中を塗っていきます。

モデルグラフィックスのマガジンキット隼の迷彩塗装

胴体の部隊マーク部分は迷彩がかわしていますので先にデカールを張ってから迷彩を入れています。

機体の塗装のカスレを表現してみる

塗料を使ったウェザリングは次回行うとして、この段階ではやすりで実際に塗膜を傷つけることで塗装が剥げたような表現を行います。

まずは誌面と同様に機体をヤスってどう変化するか見てみます。

モデルグラフィックスのマガジンキット隼の迷彩塗装

筆塗りの方が塗膜が厚くなかなか剥がれない。

エアブラシ塗装で決して塗膜が厚いわけではないので念のため神ヤスの高番手から試してみました。これは#4000で研磨したところ。

やはり筆塗りの迷彩部分の塗膜が厚く、思ったように剥げてはくれませんね。。。(・_・;)

モデルグラフィックスのマガジンキット隼の迷彩塗装モデルグラフィックスのマガジンキット隼の迷彩塗装

そこで今回はシルバーをドライブラシしてみることにしました。

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このクレオスドライブラシ用の筆でタミヤアクリルXF-16 フラットアルミをドライブラシ。

モデルグラフィックスのマガジンキット隼の迷彩塗装のカスレ表現

主翼付け根やコクピット付近を中心にささっと。

すると硬めの筆が塗装を剥ぎつつシルバーも乗っていくので結構イイ感じに・・・!

劇中機のイメージで乗降時に擦れる部分のほかに機体全面に軽く筆を当てました。

デカールを張る

次に胴体の部隊マーク以外のデカールを張っていきます。

モデルグラフィックスのマガジンキット隼にデカールを貼る。

デカール軟化剤を使うとモールドにもピッタリ。

翼端の赤い翼のデカールは翼端灯部分が透明になっています。このような突起や細かいリベットのモールドにデカールを追従させられるようにマークセッターなどの軟化剤は必須かと思われます。。

おそらく製品版デカールも同じだと思われますが、今回使用してみた感じではデカールはかなり強くセッターの使用で溶けたり切れたりすることはありませんでした。

  1. デカール貼りは
  2. 切り出したデカールを3秒ほど水に浸けて取り出し、キッチンペーパーなどに置いておく。
  3. その間にデカールを貼る部分にマークセッターを塗布
  4. デカールが動くようになったらスライドさせて予定位置に貼り付け
  5. ズレていたら水をつけた筆で修正
  6. 綿棒で軽く抑えて上からマークセッターを塗布
  7. 2〜3分ほど待って再度綿棒で押さえつけて密着

こんな手順で貼っています。

ポイントは位置修正に筆を使うところ!指や綿棒を使うと張り付いてしまったりしますが、水を含んだ筆を貼り付け面に滑り込ませてあげると浮かせて移動させることができるのでオススメです。

灯火類を塗装

デカールも貼り終えましたので灯火類を塗っていきます。

モデルグラフィックスのマガジンキット隼の翼端灯を塗装

尾灯&翼端灯にタミヤアクリルXF-11 クロームシルバーを塗り、翼端灯には左右それぞれクリアレッドとクリアグリーンを重ねました。

機体左が赤、機体右が緑です。

つや消しクリアで一旦コート

ウェザリングではエナメル系塗料を使うためデカールの保護も兼ねてクリアをかけておきます。

モデルグラフィックスのマガジンキット隼の塗装が完了

水性ホビーカラーH20 つや消しクリア―を2度重ねました。カウリング内などツヤあり塗料を使った部分もここでツヤを統一します。

今回はここまで!次回はウェザリングを施して完成させます。

つづく。

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